地球滅亡を描く作品のアイデアの限界を感じた。ディザスターの名手エメリッヒ監督といえど、さすがにもうネタ切れなのかもしれない。中味は薄っぺらで延々ひたすら映像勝負の2時間38分。後半は正直キツかった(汗)
この手の作品は、まずきっかけとなる予兆が提示される。それは地下マグマの異変だったり、太陽の異常だったり、隕石や彗星の接近だったりする。そうした地球を脅かすサインに学者もしくは政府関係者が気付き、かの国が当然のごとくリーダーシップを執り、人類存続の未来をかけたプロジェクトが極秘裏に発動されるという展開だ。
太陽系惑星直列のシーンでスタートする本作も完璧このパターン。ただし鑑賞前にはひとつの期待もあった。マヤ文明の予言する“2012年世界の終わり”を滅亡のタイミングに合わせたことである。科学で立ち向かわんとする人類の姿に謎の多い文明ゆえの神秘的あるいは宗教哲学的な空気が絡まってのスペクタクルとなれば、マンネリ化の否めないこのジャンルにあって新しい何かを見せてくれるかもしれないと。
ただし宗教色を絡めたことで好き嫌いがはっきり分かれてしまったディザスター作品の存在も記憶に新しい。『ノウイング』である。私はラストのオチを良しと評価したが、あれで萎えたという感想も当時数多く拝読した。
しかしそこはディザスターのエメリッヒのこと。3時間近い本作に何かしらの新機軸を盛り込んでくれると、そんな一縷の期待があることはあったのだ。(ダメダメな予感のほうが強かったことは認めるケド・・・)
映像はすごい。たしかにすごい。道路が建物が、そして街がじわじわと、あるいはあっけなく崩壊していく脅威の映像は掛け値なしに過去最高のスケールで大迫力だった。巨大な津波に山まで動くという天変地異は驚愕もの。街そのものが地盤ごと持ち上がって・・・というのがあり得るのかどうなのかはともかく・・・。
地面が割れ、ビルや高架が崩れ落ちる中を車で駆け抜けるという定番描写も過去の同類作品に比べると迫力は上だ。そしてそれをそっくり3次元、すなわち空中でやってのけるというあまり例がない飛行機での“かいくぐり”描写も手に汗握らされた。
毎度ながら飛行機ネタに脱線するが、いつも注目する主翼後縁のエルロンの動きと機体のロール機動のタイムラグ感が妙にリアル。舵面操作量が不自然なほどに大きいのは、にわかパイロットのゴードンが機体の反応を待てずに操縦桿を左右にフルストローク動かし(ちゃっ)てるからと思われ、そんな彼の必死な様子が目に浮かぶようだった。
と、映像は満点かそれ以上を付けてもいい代わりにストーリーがどうにも・・・。
目新しい展開は何もないうえに、せっかく複数登場する家族を使ってどうせならとことんお涙頂戴にすればいいのに、それもどっちつかずの中途半端。前述の期待に関連するはずのチベットの僧侶やウディ・ハレルソンの役どころもやっぱり中途半端。アメリカ大統領やイタリア首相の勇気ある決断も取り上げ方が中途半端。
ネタバレになるが、主要キャラの中でゴードンとタマラの最後がかわいそう過ぎ。そこに至るまでに人間関係などを見せておきながらあっさりと・・・。タマラなんてジャクソンの娘を間一髪助けてるのに、いなくなっても誰も気付かず騒がない。てか監督も忘れちゃったんじゃないのか。
ゴードンもケイトがちらっと悲しむだけ。経験がほとんどないのに双発レシプロ機を操縦し、それどころか世界で最も重いギネスものの巨人機アントノフAn225(機体には「ANTONOV 500」とペイントされていたり、なぜか機首ではなく後部にカーゴベイが配されていたので、225がモデルの架空機だな)のコパイ席にまで座らされた彼。一行が方舟までたどり着けた一番の功労者は間違いなく彼なのにねぇ。監督そのことも忘れちゃったのか。
ちょっと穿った見方になるが、エメリッヒ監督は正義の強国アメリカの象徴がまるでこぶしを振り上げ襲い掛かるような、そんな派手なぶち壊し映像にこだわったのかなという印象を持った。
例えば空母。たった1隻で小国の軍事力に匹敵する攻撃力を持つとされ、アメリカ海軍各艦隊の要である。劇中では津波に運ばれたUSSジョン・F・ケネディ(CV-67)がホワイトハウスを押し潰す。2009年時点ですでに退役艦である“ビッグ・ジョン”が2012年になぜ艦載機を甲板に載せた状態で海上にあったのかは不明だが、国威の象徴がアメリカ合衆国の象徴そのものを押し潰すのである。
そのワシントンDCでは、大統領が驚愕の表情でモニュメントの崩壊をなすすべもなく見つめる。ワシントンの象徴が大統領の目前に倒れるのだ。
そしてつい先日もオバマを乗せ羽田に飛来した大統領専用機エアフォースワン。これもまたアメリカの国威を象徴するかのような特殊航空機。空港に乗り捨てられた形になっていたこのボーイング747が津波とともに押し寄せ、主人公たちの乗る方舟を容赦なく傷つける。
アメリカと仲良しの国、わが日本の最期もあっけない。日本の様子を確認するシーンによると“東京は大地震に見舞われ、国家の70%が水没”したそうで、ようするに日本沈没である。
エメリッヒ監督は本作をもってディザスター映画を終わりにすると公言しているようで、こうしたアメリカの“壊し方”を通して、「世界が壊滅してもなぜか生き残るアメリカ」というありがちな設定に自身で終止符を打ったということなのかもしれない。
すっかり一変した新しい地球。洋上に静かに浮かぶ方舟たち。2012年で西暦が終わり新たな紀元がスタートした平和な光景でのエンディング・・・ってちょっと待て!う~ん、これもなんだかしっくりしない。
南極北極が大きくずれた上にひっくり返ったという描写もあった。実際に地球がゴロンと転がったわけではないにせよ、自転軸の傾斜やその周期などにも大きな影響が出ているはず。環境の激変というあらたな試練は避けられない。それこそ監督が『デイ・アフター・トゥモロー』で描いたような現実が待っているかもしれないじゃないか!
隆起によりヒマラヤより高くなってしまったアフリカを方舟船団は目指すのだが、「喜望峰へ向かうことがまさに我々の希望だ」などと言っちゃってる船長さんと、友をそして父を失いあんなに悲しんでたわりにのん気にいちゃいちゃしてるあの二人組を見る限り、やはり地球は滅亡したのである(笑)
CG映像は大迫力にして圧巻。車と小型飛行機で逃げ惑うシーンもヒヤヒヤの緊迫感。
でも残念ながらそれだけの作品。ジョンキュー神話も崩れたし、まあ期待の方向性を間違わなければ楽しめるかな。
そういえば『西暦2万年』はどうなった・・・・ああ、あれはギメリッヒ監督だった!(わかる人笑ってネ)
☆『2012』公式サイト
この記事へのトラックバック
『2012』
Excerpt: これは映画か?いえ、立体版ディザスターアクションゲームです。しかも自暴自棄になったローランド・エメリッヒ監督が作り上げた人間愛の欠片もない作品でツッコミどころ満載ですが、違う意味で凄く面白いです。 そ..
Weblog: めでぃあみっくす
Tracked: 2009-11-22 16:34
2012 [映画]
Excerpt: 原題:2012公開:2009/11/21製作国:アメリカ上映時間:158分鑑賞日:2009/11/20監督:ローランド・エメリッヒ出演:ジョン・キューザック、キウェテル・イジョフォー、アマンダ・ピート..
Weblog: 映画鑑賞★日記・・・
Tracked: 2009-11-22 17:02
2012
Excerpt: マヤの暦が、2012年12月21日で終わっているという事から、いま巷で囁かれている2012年地球滅亡説を映画にした作品。 いやぁ、事前にいろんな評論を聞いていたので覚悟していきましたが、酷いですね。..
Weblog: 勝手に映画評
Tracked: 2009-11-22 17:19
2012
Excerpt: (原題:2012) 【2009年・アメリカ】試写会で鑑賞(★★★☆☆) "2012年12月21日に地球滅亡が訪れる"というマヤ文明の暦をヒントに、世界中で怒濤のごとく発生した未曾有の天変地異に、人類..
Weblog: ともやの映画大好きっ!
Tracked: 2009-11-22 17:24
劇場鑑賞「2012」
Excerpt: 「2012」を鑑賞してきました「デイ・アフター・トゥモロー」「紀元前1万年」のローランド・エメリッヒ監督が放つパニック・サスペンス巨編。2012年12月21日に地球滅亡が訪れるというマヤ文明の暦にヒン..
Weblog: 日々“是”精進!
Tracked: 2009-11-22 19:21
2012
Excerpt: 『インデペンデンス・デイ』、『デイ・アフター・トゥモロー』などディザスタームービーといえばこの人、ローランド・エメリッヒ監督の最新作。主演は『1408号室』のジョン・キューザック。共演に『アメリカン・..
Weblog: LOVE Cinemas 調布
Tracked: 2009-11-22 19:37
2012/ 2012
Excerpt: {/m_0220/}楽しめた方、エメリッヒファンの方は読まないで下さい{/m_0220/} ローランド・エメリッヒ監督といえばパニックもののCG大作を得意とする{/m_0151/} わたし、同じくエ..
Weblog: 我想一個人映画美的女人blog
Tracked: 2009-11-22 22:08
「2012」『にせんじゅうに』と読みます(^^;。
Excerpt: [2012] ブログ村キーワード 記事投稿日時 2009年11月10日1:09 ※上映開始日を投稿日時に設定。上映開始1週間後まで固定。 “世紀末バカ映画監督”(←最大限の褒め言葉(^^;)ローラン..
Weblog: シネマ親父の“日々是妄言”
Tracked: 2009-11-22 23:19
『2012』
Excerpt: 『インデペンデンス・デイ』や『紀元前1万年』のローランド・エメリッヒ 監督が「これ以上の映画は作れない」と公言したディザスター・ムービー。 2012年の12月21日に地球が滅亡するというマヤ文明の暦の..
Weblog: だらだら無気力ブログ
Tracked: 2009-11-23 02:31
「2012」鑑賞
Excerpt: ローランド・エメリッヒ監督だけに破壊シーンには力が入ってました!!ただし相手が自然という事で、人類には対抗出来るすべもなく、そのあたりの丁々発止が成立しなかった分、「インデペンデンス・デイ」に面白さは..
Weblog: 帰ってきた二次元に愛をこめて☆
Tracked: 2009-11-23 03:57
2012
Excerpt: 多くの遺跡を残し、天文学においては緻密な計算がなされていたなど、超古代文明として知られる“マヤ文明”。その古代マヤ人が記したマ...
Weblog: DVD YouTube CINEMA
Tracked: 2009-11-23 07:39
2012
Excerpt: みごとな超B級大作。
Weblog: Akira's VOICE
Tracked: 2009-11-23 10:48
2012
Excerpt: 2012(2009/アメリカ)【劇場公開】 監督:ローランド・エメリッヒ 出演:ジョン・キューザック/キウェテル・イジョフォー/アマンダ・ピート/オリバー・プラット/タンディ・ニュートン/ダニー・グ..
Weblog: 小部屋日記
Tracked: 2009-11-23 12:14
2012 を観たゾ
Excerpt: 「2012」 を観てきました 実は一ヵ月半振りの映画館… 2012年 マヤの予言通り、世界
Weblog: ヤジャの奇妙な独り言
Tracked: 2009-11-23 16:02
2012
Excerpt: ローランド・エメリッヒ監督の『インデペンデンス・デイ』『デイ・アフター・トゥモロー』が好きですだから似た傾向であろうコチラにもちょっと期待していました~【story】イエローストーン国立公園に子どもた..
Weblog: ★YUKAの気ままな有閑日記★
Tracked: 2009-11-23 16:41
『2012』 災厄でも助かる条件
Excerpt: フィリップ・ワイリーとエドウィン・バーマーの合作『地球最後の日』(1933年)は、1951年と1998年に映画化され(1998年版は『神の鉄槌』も混ざって�...
Weblog: 映画のブログ
Tracked: 2009-11-24 02:19
20代女性が意外なラストに驚いた映画ランキング
Excerpt: 昨日は20代男性が意外な結末に驚いたという映画のランキングでしたが、今日は20代女性が驚いた映画についての調査結果です。20代女性は一体どんな映画で最もラストで驚かされたのでしょうか。 COBS OM..
Weblog: The ポルタルサイト(ポータルショップ…話題・新製品・特集・流行))
Tracked: 2009-11-24 10:00
2012 地球ボコボコ
Excerpt: 【 67 -13- 1ヶ月フリーパスポート=15 】 火曜日の昼ご飯、三宮の参議院議員の事務所に寄った帰りにプラプラ歩いていて何気に気になったので入ってみたラーメン屋さん「ホープ軒」にて。 細めながら..
Weblog: 労組書記長社労士のブログ
Tracked: 2009-11-24 23:28
2012
Excerpt: 「2012」監督:ローランド・エメリッヒ(『紀元前1万年』)出演:ジョン・キューザック(『エージェント・オブ・ウォー』『1408号室』)キウェテル・イジョフォー(『アメリカン・ギャングスター』『インサ..
Weblog: マー坊君の映画ぶろぐ
Tracked: 2009-11-24 23:43
『2012』
Excerpt: 今日、『2012』を見てきました。 あらすじは、 2009年。太陽の活動が活発化し、地球の核が熱せられた結果、3年後に世界は終わりを迎える―。この驚愕の事実をいち早く察知した地質学者エイドリア..
Weblog: Matthewの映画日記?
Tracked: 2009-11-25 00:32
「2012 」もしかしたら現実にありえるかも、大画面で見るべき
Excerpt: 「2012」★★★★オススメ ジョン・キューザック、キウェテル・イジョフォー、アマンダ・ピート出演 ローランド・エメリッヒ監督、158分 、公開:2009-11-21)、アメリカ ..
Weblog: soramove
Tracked: 2009-11-25 07:30
「2012」試写会観てきました♪
Excerpt: ☆「2012」 (原題:2012) 監督:ローランド・エメリッヒ 出演:ジョン・キューザック、キウェテル・イジョフォー、アマンダ・ピート、オリヴァー・プラット、タンディ・ニュートン、ダニー・グローヴ..
Weblog: りんたろうの☆きときと日記☆
Tracked: 2009-11-25 17:22
2012
Excerpt: <<ストーリー>>2009年、リムジン運転手のジャクソン・カーティス(ジョン・キューザック)は、子どもたちとの旅行を楽しんでいた。ところが、偶然湖底に沈む巨大な研究施設を発見し、地球が滅亡に向かってい..
Weblog: 映画君の毎日
Tracked: 2009-11-26 00:44
2012
Excerpt: 大迫力の映像。娯楽作品として楽しめました。 やはり、中国なのか・・・ 次から次へと押し寄せる地球崩壊の映像シーンに、圧倒されます�...
Weblog: 映画通信みるみる
Tracked: 2009-11-26 02:48
★「2012」
Excerpt: 久しぶりの週末ナイトショウはTOHOシネマズららぽーと横浜で。 「インディペンデンス・デイ」や「デイ・アフター・トゥモロー」の ローランド・エメリッヒ監督作。 いやーーーこの人の作品は地球的規模の危機..
Weblog: ★☆ひらりん的映画ブログ☆★
Tracked: 2009-11-26 03:26
【2012】
Excerpt: 監督:ローランド・エメリッヒ 出演:ジョン・キューザック、アマンダ・ピート、ダンディ・ニュートン、ダニー・グローヴァー 2012年 マヤの予言通り、世界は終わる―。 「2012年、売れない作..
Weblog: 日々のつぶやき
Tracked: 2009-11-28 11:33
映画「2012」@109シネマズ川崎
Excerpt: シアター6にて鑑賞、客入りは7~8割くらい。上映寸前に入ってきたアジア系外国人3人組が映画冒頭に大声で喋ってうるさい。 2012オリジナル・サウンドトラック 映画の話 2009年、リムジン運転手のジ..
Weblog: masalaの辛口映画館
Tracked: 2009-11-29 13:59
2012
Excerpt: 監督 ローランド・エメリッヒ キャスト ジョン・キューザック アマンダ・ピート タンディ・ニュートン ダニー・グローヴァー ウディ・ハレルソン ..
Weblog: You got a movie
Tracked: 2009-11-29 23:10
2012 (2009)
Excerpt: 2012年12月21日マヤの予言通り、世界は終わる──。 パニックサスペンス?う~ん確かに大スケール映像。。。。バリバリと大きな亀裂が入りあちらこちらでとてつもない大地震!地面が盛り上がる!!建物は..
Weblog: 銅版画制作の日々
Tracked: 2009-11-30 01:14
2012
Excerpt: TOHOシネマズ 六本木ヒルズで観てきました ローランド・エメリッヒ監督のディザスターっぷりがハンパないことになってましたw 陸地が次々と崩壊していく映像を見ているだけで軽くご飯三杯はいけま..
Weblog: ~映画盛り沢山~
Tracked: 2009-11-30 02:53
2012
Excerpt: 【2012】 ★★★★ 映画(34)ストーリー ロサンゼルスでリムジン運転手をしている売れない作家ジャクソン(ジョン・キューザック)は、別れ
Weblog: りらの感想日記♪
Tracked: 2009-11-30 21:04
[映画『2012』を観た(幼女万歳!)]
Excerpt: ☆面白かった^^ これは、「いいエメリッヒ」監督作品ですね。 「いいエメリッヒ」を、私は今まで『ID4』でしか知らなかった^^ 『デイ・アフター・トゥモロー』や『GODZILLA』は、「ち..
Weblog: 『甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッドナイト・蘭
Tracked: 2009-11-30 22:30
映画:2012
Excerpt: 前回が超単館系のマイナー映画だったので今回は超有名どころで。ローランド・エメリッヒ監督のパニックムービー2012を観てきました。
Weblog: よしなしごと
Tracked: 2009-12-01 00:17
2012
Excerpt: 映像を堪能しましょう。
Weblog: 迷宮映画館
Tracked: 2009-12-01 08:35
「2012」 良くも悪くもエメリッヒ
Excerpt: 宇宙人に襲わせたり、氷河期を起こしたり、怪獣を呼び込んだりして、何度も都市と地球
Weblog: はらやんの映画徒然草
Tracked: 2009-12-02 22:31
2012
Excerpt: 2012 (2009年) 監督:ローランド・エメリッヒ 出演:ジョン・キューザック、アマンダ・ピート、キウェテル・イジョフォー、オリヴァー・プラット マヤ文明が予言した世界の終わりが迫る中、ある家族..
Weblog: Movies 1-800
Tracked: 2009-12-03 01:25
「2012」
Excerpt: 「2012」、観ました。 大統領の科学顧問エイドリアンは太陽と地球に異常があることに気づく。一方、作家兼運転手のジャクソンは、子供達�...
Weblog: クマの巣
Tracked: 2009-12-04 12:52
2012/ジョン・キューザック、キウェテル・イジョフォー
Excerpt: ハリウッドが得意とするところのSF超大作のディザスター・ムービー。監督は『インデペンデンス・デイ』『デイ・アフター・トゥモロー』『紀元前1万年』のローランド・エメリッヒ。これまでの実績から映像的には十..
Weblog: カノンな日々
Tracked: 2009-12-06 22:26
映画「2012」
Excerpt: 映画「2012」を鑑賞しました。
Weblog: FREE TIME
Tracked: 2009-12-07 10:10
映画『2012』観賞★超大盛りディザスターに満腹!!
Excerpt: ローランド・エメリッヒ監督の作品『2012』を観賞しました。 上映時間158分に及ぶド迫力の映像に、もうヘトヘト・・・。 この映画で、ストレスを発散できたような、ストレスが溜まったような・・・。 ..
Weblog: コソダチP's 光速L(気分は冥王星)SQ
Tracked: 2009-12-09 11:14
2012
Excerpt: 映画「2012」を観てきました!! 駅でかなり大きく、ちょっと怖いポスターを見かけてから、ずっと気になってたんですよ。 こんな内容の映画です。 ↓↓↓ 『2009年、リムジン運転手のジャクソン・カ..
Weblog: Thanksgiving Day
Tracked: 2009-12-12 01:26
「2012」
Excerpt: 「2012」 ユナイテッドシネマ豊島園にて。 監督・ローランド・エメリッヒ はっきり言って、面白い(笑)!! こんなにVFXがしっかりしているとは思わなかった! いつもながら、期待してなかった(..
Weblog: ひきばっちの映画でどうだ!!
Tracked: 2009-12-13 21:15
2012
Excerpt: 2012’09:米 ◆原題:2012◆監督・脚 本: ローランド・エメリッヒ「紀元前1万年」「デイ・アフター・トゥモロー」◆出演: ジョン・キューザック 、 アマンダ・ピート 、 タンディ・ニュート..
Weblog: C'est joli~ここちいい毎日を~
Tracked: 2009-12-16 15:27
2012■最後は「金の力」とチャイナパワー!
Excerpt: この超ご都合主義の映画においても現代というものはきちんと反映されており、それはそれでなかなか興味深い。世界が滅亡するとわかったときに各国政府がとった打ち手は「選ばれた人」と「選ばれた動物」と「選ばれた..
Weblog: 映画と出会う・世界が変わる
Tracked: 2009-12-17 08:02
2012
Excerpt: パブリック・エネミーズ目当てに劇場へ行き,空いた時間にもう一本観たのがこれ。時間の関係で吹き替え版を。エメリッヒ監督のディザスター・ムービー集大成なら,できれば劇場の大スクリーンで観るに限るから。まあ..
Weblog: 虎猫の気まぐれシネマ日記
Tracked: 2009-12-19 22:46
『2012』
Excerpt: wmc市川妙典にて先月公開された『2012』を観てきました。『インデペンデンス・デイ』や』『デイ・アフター・トゥモロー』を手掛けたローランド・エメリッヒ監督が送るパニック映画。今�...
Weblog: ナナシ的エンタメすたいるNetプラス
Tracked: 2009-12-21 11:26
2012
Excerpt: 【ストーリー】古代マヤ人が2012年に訪れるとしていた世界の終末。2009年インドの科学者テンジン博士が地球上の内核が溶解している事を発見する。科学者たちは数年後に地殻変動により世界が滅びる事を知る作..
Weblog: ころちゃんねる
Tracked: 2009-12-23 12:44
マヤの予言
Excerpt: 神秘的ですね。私はこういうお話(神話なども)好きなので、突っ込みたくない派です。そこから、映画『2012』が生まれたのも運命だと思えるほどですもん。。。何と言ってもまず、あの迫力は圧巻でしたわ~。地球..
Weblog: 美容師は見た…
Tracked: 2009-12-28 13:23
映画 ■■2012■■
Excerpt: うーん。 目と耳は大満足!!! 脳は少しは満足したかな? ハートはどうだろう~?この映画、ちょっと後味悪いカモよ。
Weblog: Playing the Piano is ME.
Tracked: 2009-12-29 09:41
映画『2012』劇場鑑賞
Excerpt: 先日のレディースデイ、ちょっと時間が空いたので「せっかくだから映画でも観るか…」と思い、丁度時間が合ったのが『2012』でした。これっ�...
Weblog: 続・蛇足帳~blogばん~
Tracked: 2010-01-08 22:22
『2012』
Excerpt: 公開直後にずっと観たいと思っていたんだけれど、一緒に観ようと思っていた友達との都合が全然つかなくて観ないままに年越し。 さすがに上映終わっちゃうだろうってことで、やっとのことで観てきましたー。 新宿ミ..
Weblog: cinema!cinema! ミーハー映画・DVDレビュー
Tracked: 2010-01-08 23:27
「2012」神も仏もない
Excerpt: 2012年は、未来のことではあるのだけど、もう随分昔に観たような気分で・・・・ 「デイ・アフター・トゥモロー」も「インディペンデンスディ」も実はあまり好きじゃない私、この映画も低めの評価を聞いていたの..
Weblog: ノルウェー暮らし・イン・London
Tracked: 2010-01-20 01:29
2012
Excerpt: ? ブログネタ:一発で気分転換できるもの 参加中 時々何も考えないでいい映画を観たくなりますが、 そういう映画って気分転換になるからなんですよね。 この映画はどうでしょう? 話題になりましたねこ..
Weblog: 映画、言いたい放題!
Tracked: 2010-02-26 12:55
2012
Excerpt: 2012 ブルーレイ&DVDセット [Blu-ray] 「2012」 感想 すげぇー!!!!!!! お金かけたなぁー!! 沈んでく街の中をリムジンで走り抜�...
Weblog: むーびーふぁんたすてぃっく
Tracked: 2010-03-23 16:46
【映画】2012…正直ショボイストーリーとナイスな大迫力映像
Excerpt: 三連休も最後の日になっちゃいました{/ase/}… あ、三連休って書きましたけど、私は昨日お仕事でしたけど{/face_ase1/} まずは、そんな仕事も含めた三連休中の近況報告から 2010年9..
Weblog: ピロEK脱オタ宣言!…ただし長期計画
Tracked: 2010-09-20 10:34
『2012』(2009)
Excerpt: 題名が題名なだけに早いとこ見ておかないと、と焦って鑑賞した一本。 物語は映画公開時の2009年にスタート。 世界に滅亡の時が迫っていることに気付いた科学者が警鐘を鳴らし、米大統領だけでなく世界各国の..
Weblog: 【徒然なるままに・・・】
Tracked: 2012-01-01 22:45
この記事へのコメント
にゃむばなな
カリフォルニア州知事やアメリカ大統領ネタだけでなく、ドイツ首相が女性だったりするのもこのご時世そのまんまでしたから。
特に地球の最後を中国に頼るあたりがいいですね。
日本はどこ行った?って感じで。
BROOK
たしかに映像は凄かったと思います。
しかし、肝心のストーリーが・・・。
感動的に見せようとしているとは感じましたけど、
イマイチ盛り上がりませんでしたね。
それにゴードンとタマラの扱いが可哀相過ぎです。
SOAR
近未来というよりほんの3年後の話ですから、特に政治形態はどの国も現在に近いはずで、それをリアルに再現したといったところでしょう。
ちょうど2期目に入ったメルケル首相は任期を考えると2012年にはまだ首相の座についていますから、劇中のドイツ首相は彼女なんでしょうね。となると黒人大統領はやはりあの人・・・。
うーんリアルだ!
SOAR
主要キャラをあっさり死なせてしまう脚本を否定するつもりは全くありませんが、本作の特にタマラはひど過ぎでしょう!
奇跡的に助かるとか、逆にみんなに見守られながら逝くとかしてほしかったです。
エメリッヒってそういう表現が大味ですよねいつも。
由香
私も映像には満足でしたが、お話には、、、イマイチのれませんでした。
そもそも一部の特権階級の方だけが生き残るってのが気に食わない(笑)
それに登場人物の扱いも、、、ちょっとねぇ、、、
ラストになっても何の感動もなかったですぅ~
ちゃいむ
私はあの番宣というかコマーシャルだけで、リアルさが
かなーり恐ろしかったです;^^
「インデペンデンス・デイ」も「デイ・アフター・トゥモロー」も観たので
個人的にはもうお腹いっぱいかも。
それにしても……日本も沈没しちゃったんですね(汗)
SOAR
お返事すっかり遅くなりました。ゴメンナサイ!
圧巻の映像はお腹いっぱいといった感じで堪能しましたが、それにつり合うお話が欲しかったですねぇ。
複数登場する家族や親子の愛とか、乗船権を奪い合う人間の醜さなど、人間ドラマももっと重厚に描いてくれたら文句なしだったんですけど。
悲劇感も希望感も弱いラストでした。
SOAR
せっかく映画記事にコメント頂いたのにお返事遅れてスイマセン!
映像はもう圧巻です!ビルがどうとか橋がどうとかいうレベルではなくて、街がブロックごと持ち上がりひっくり返るようなものすごさ!
エメリッヒの集大成ともいえる迫力のVFX。ストーリーはチープですが、劇場で観て損はないですよ~!
sakurai
そうそう、あの映画はどうなったんでしょうね?
と、まあエメリッヒですから、あまり深い考えはないと思いますよ。
確信犯的薄っぺらい映画を作ってると思いますから。
あたし、あの潔い薄っぺらさが、嫌いじゃないんですよ。
半端なオタク息子を持った母のような気持ちで。
やっぱSOARさん、飛行機に行きますね。
アントノフの迫力はなかなかだったと思います。
あんなんが飛ぶって、いまだに信じられません。
SOAR
ここんとこ日曜以外は家にいるより会社にいる時間のほうが長いような生活してまして。パソコンに向かうには4時間ほどの睡眠時間をさらに削るしかないんですわ・・・。
確信犯のわりにインデやデイトモではけっこう熱いモノを描いてたと思うんですよねえ、エメリッヒ。今回はそれもなかったなと。
あー、あの6発アントノフは世界最大級なんですよ。ジャンボなんか目じゃない大きさですから!
ジャンボじゃなくてアントノフにしたエメリッヒのセンスにはニヤリでした♪
ひきばっち
私はいわゆる「ディザスター」「パニック」映画が苦手(25年も前頃のチャチィ映画のおかげ)で、このジャンルの映画をほとんど観たことがありませんでした。
今回、ブログに書こうと、全く期待ゼロで観にいったので、VFXの進歩にビックリ仰天(゜o゜)!!
25年振りの特撮(古(T_T)/~~)にストーリーそっちのけで呆然とした次第であります・・。
「ディ・アフター・トゥモロー」「インディペンデンス・デイ」「ディープ・インパクト」「ノウイング」etc・・・。これらを観てない故の、拾い物ですな・・。
SOAR
こちらこそいつもお付き合いありがとうございます。
25年の歳月は大きいですよ~。昨今のこの手の作品のVFXはあまりにリアルで、理屈でCGとわかっていても本当の映像と錯覚してしまいます。
例に挙げられてる4作も映像技術はすばらしいですが、本作はそのはるか上を行く感じでした。
なな
映像は素晴らしかったです。
ディザスター・ムービーって
アイデアが出尽くしたようでも
すごい映像だけは,
どんどん進化したのが観れますね~
でもストーリーは
もはや目新しいものは期待できないのかも・・・
いやいや,
ストーリー作りが苦手なエメリッヒさんだから
こうなったのか?
ゴードンとタマラは可哀そうでしたね。
あそこまで一緒に逃げてきて
あんなあっさりとした消し方はないんじゃない?と
本気で腹がたちました。
SOAR
ディザスターでの新しい試みが「ノウイング」だったんじゃないかなと。思えばあのエンディングは賛否が分かれましたよねえ。
親子愛を適当に描いて、生き残る者とそうでない者をこれまた適当に描き分ける。そしてラストは再建を誓ってのハッピーエンド・・・。
やはりこれが無難なのかもしれませんネ。
あの二人は壮絶に死なすか奇跡の生還か、どちらかにすべきでした。
vic
でも、ストーリー進む中で、「きっと、両親と子どもとこの犬は助かるけど、他は危ないな~」と思っていたので、驚きませんでした。
かなり重要な、愛すべき人まで犠牲にして、観客の涙をさそうという...
でも、お母さん役の人、あまり悲しんでませんでしたね。
>「喜望峰へ向かうことがまさに我々の希望だ」などと言っちゃってる船長さんと、友をそして父を失いあんなに悲しんでたわりにのん気にいちゃいちゃしてるあの二人組を見る限り、やはり地球は滅亡したのである(笑)
ほ、本当にその通りでした!
多くの命を見捨てた上に自分の命があって、すぐに希望なんて感じられないし、晴れやかな気分になんてなれないと思うけど...
SOAR
ジョンキューは助かってメガネ医者は死ぬ、ワンコは助かってねーちゃんは死ぬ。
これはお約束の筋書きで、おっしゃるように最初から死ぬ運命にあったと思います。こういう作品ではやはり誰かが死なないと映画としての面白さがなくなりますからそれはいいんです。
ただ、死んだことをその前後でもっと盛り上げてくれないとなあって、そう思いました。
ラストは生き延びた人たちの試練のスタートだというエッセンスも効かせるべきでしたよね。
「ディープ・インパクト」などではちゃんとそういう雰囲気を残して終わりますし。