『ヒア アフター』・・・イーストウッドの新境地もやはり温かい

旅先で津波にのまれ、奇跡的に生還したフランスの女性ジャーナリストを苦しめる臨死体験。
ロンドンで薬物中毒に苦しむ母と暮らす双子の兄弟が遭遇する悲劇と、残された弟の切ない想い。
死者と対話できる能力を持ってしまったことで、辛く孤独な人生を送っているサンフランシスコ在住の男の苦悩。

前半はこの3つのエピソードが並行して描かれてゆく。三者三様の不幸な境遇に当初は共通点が見えてこない。冒頭の津波のシーンを除けば派手な演出も感情を煽り立てるような音楽もなく、それぞれの物語が淡々と進む印象である。
が、やがて“お?”と思わせるヒントが出てくるあたりから3本の糸が少しずつ絡まり始める。例えばそれは「ディケンズ」であったり、「朗読」であったり、「アメリカとイギリスの出版社」あったり。
こうして3人が運命によって導かれるのはロンドンの地。ここで出会うことで3人はそれまでの不幸からようやく解放され、前向きな人生を歩み始めるのだ。

ガツンと一本芯の通ったリアルなヒューマンドラマこそがイーストウッド作品だ・・・というイメージを強く持つ人ほど、本作を見終えると呆気にとられてしまうかも知れない。前情報をできるだけ入れずに鑑賞した私自身がそうだった。だが、胸のうちに心地よくたゆたう穏やかな余韻がなかなか消えないという点で、これはやはりイーストウッドらしい一本だとも思えた。
まくし立てる説明口調のセリフもなく、足りない部分は音楽で補ってしまえと言わんばかりのやかましいBGMもなく、優しく静かに心に触れてくるような丁寧な演出はやはり彼ならではのもの。スピリチュアル要素を多分に含むせいもあってか必ずしも高い評価を得ているわけではないようだが、私には十分満足のいく作品となった。傑作中の傑作と言われる09年の『グラン・トリノ』よりも好みかもしれない。


印象に残ったシーンをいくつか。

津波のシーンは圧巻だ。VFXの産物だとわかっていてなお、“どうやって撮ってるんだろう?”と思わせてしまう本格的な映像に瞬きも忘れるほど見入ってしまった。よくあるVFX“だけ”がウリの作品に比べても何ら遜色がない。イーストウッド作品にこんな映像が登場することもある意味驚きである。この辺はスピルバーグの力が大きいか。

料理教室のくだりで目隠しをして口にした食材を当てるという課題があり、バックに流れる(講師が流している)トゥーランドットのメロディも効果的でこのシーンが妙に官能的だった。

地下鉄のホームで双子の弟が帽子を落としてしまい・・・というあのシーン。これはちょっとベタだな。こういう持って行き方自体は好みなので、それをイーストウッドが撮るとこうなるんだぜ、と言わしめるような斬新な工夫あってもよかったなあと。

握手と笑顔で終わるラストシーン。その直前にジョージ(マット・デイモン)の妄想(あるいは予知)として描かれる●●シーンは私には不要に思えた(というよりちょっと意味がわからなかった・・・)。あれで作品の方向性がブレてしまったのが非常に惜しい。



“イーストウッドにハズレなし”とよく言われる。監督としての彼に対する最大級の賛辞だが、もしかすると作品を重ねるたびにこの“ハズレなし”のハードルが、ファンの心の中で“みなアタリ”にじわじわとすり替わりつつあるのかもしれない。そんなことをふと考えた。

まあ賛否両論あるにせよ少なくとも本作は“ハズレ”ではないだろうし、つまりはイーストウッド神話が崩れたわけでもあるまい。スピルバーグとのコラボから生まれたイーストウッドの新境地は、それでもやはり穏やかで優しくて、そして春の日の太陽のようにぽかぽかと温かい。

この記事へのコメント

  • BROOK

    イーストウッド監督らしい“作り”になっていましたね。
    演出も総じて良かったです。。

    地下鉄のあの帽子のシーン・・・
    ちょっと涙が出そうになりました。

    そして、ラストシーンですが、
    どうもしっくりこない感じでした。
    握手だけでも良かったと思います。
    2011年02月20日 14:02
  • にゃむばなな

    私はあまり楽しめなかった派ですが、確かにこの作品も「ハズレ」ではないですよね。
    ただこのテーマをなぜこの手法で描いたのかだけが疑問でした。
    もっとシンプルな描き方でもよかったのに。
    2011年02月20日 15:14
  • 悠雅

    こんばんは。
    否定的な意見が多数の中、SOARさんはどうご覧になったかどきどきしてお邪魔しましたが、ああ、よかった!
    同じような感想を持ってらっしゃって。

    >胸のうちに心地よくたゆたう穏やかな余韻がなかなか消えない
    そうなんです。観終わったときより(特に、ラスト直前のシーンはどういう意味か、ちょっと戸惑ったので)
    後からじんわり効いてくる感じがとても好きです。

    「ディケンズ」は、単に伏線の道具じゃなくて、いろんなところで暗喩を感じさせてくれたり、
    本人役のデレク・ジャコビの朗読があったり、
    何かとてもたくさんのものを、静かにたくさん並べてもらって、
    どれについても嬉しい素材だったというか…
    酷評を眺めつつ、「よかったけどなぁ」と思うばかりです。
    そうそう。いろんなシーンでいろんな形でお花(ここではアレンジメントが主だったけど)が登場したのも嬉しいことの1つ。
    最後のテーブルにあったピンクのチューリップが可愛らしかったです。
    2011年02月20日 21:34
  • SOAR

    BROOKさん、こんばんは♪
    イーストウッド監督の細やかな演出、今回もよかったですね。地下鉄のシーンからのマーカス少年のくだりは涙を誘いました。ただあまりにベタなので、見せ方にもう一工夫あればなお良かったかなと。
    ラストシーン、握手ですっきりと終わって、その後の二人のことは観た人それぞれが補完するようになっていたわけですから、直前のあのキスはしっくり来ませんよね。ここはストレート勝負でよかったんじゃないでしょうか。
    2011年02月20日 23:28
  • SOAR

    にゃむばななさん、こんばんは♪
    シンプルなヒューマンドラマを演出で見せるイーストウッド監督にしては、本作は少々小技に凝りすぎた感じでしょうかね。運命に導かれるままに登場人物たちの人生が交差してゆくストーリーを、彼らしく表現していたと私は感じました。
    厳しい評価が多いようですが、それでも“ハズレ”評価まで下している方が少ないのはやはり監督のすごさですね。
    2011年02月20日 23:29
  • SOAR

    悠雅さん、こんばんは♪
    どきどきさせてすいませんでした(笑)
    ラスト直前で戸惑わせたことさえ、観後の余韻で包み込んでしまう後味。これは絶品ですよね!
    疲れを癒すのが音楽ではなく朗読で、好きな作家はディケンズで。この設定が後々効いてくるストーリーにも魅了させられました。

    そして花。元来私は鉢植えや花壇のほうに意識が行きがちなんですが、登場するさり気ないアレンジメントたちの配置は監督の繊細な演出の賜物なんですよね。おっしゃっているチューリップ、これといった飾り立てのないシンプルな姿があのシーンにぴったりでしたね。

    死をテーマにしながら生きることを描く本作。優しく丁寧に撮られた作品にじんわりと感動させてもらいました。

    少々気が早いですが、年末に悠雅さんが選ぶベストに本作は入るのか、今からどきどきすることにします(笑)
    2011年02月20日 23:31
  • オリーブリー

    こんにちは。

    これまでと比べると、その「ガツン!!」が薄かったのでしょうね~随分、賛否が分かれてますが、私もハズレではないと思ってます。
    イーストウッドの「生と死」に対して、優しさをいっぱい感じることが出来ました。
    同じく、ラストの●●シーンは要りませんよぉ~ちょっとガッカリ、どうかと思いました(苦笑)
    2011年02月21日 16:29
  • SOAR

    オリーブリーさん、こんばんは♪
    いや~皆さんハードル高いなあと驚いております(笑)
    優しく淡々と見せながらガツンがあるのがこの監督の味だとするなら、確かに本作ではそのあたりの薄さは否めません。
    でも逆に言うと、ガツンがないのに安っぽいわけではなく重厚感はちゃんとあるわけで、そこが彼の力量なんでしょうね。

    分かり合える存在に出会えた二人がああなることは必然なのかもしれませんが、それは観客の心の中で補完させればよかったんじゃないでしょうかね。作中唯一の蛇足に思えました。

    でも、やっぱり私、この作品好きです~。
    2011年02月21日 21:59
  • Maria

    こんばんわ!昨日観てきました
    大作ではありませんが 私もこの作品好印象です
    気持ち良く見終える事が出来ましたし
    オペラの曲が盛り上げ過ぎずに 入っているところなど
    センスの良さを感じます
    地味な良さがある作品だと思いました
    SOARさんの印象&解説はほぼ共感です…いつもの事ながら^^
    只最後の●●シーン 私は好きでしたよ!
    なんだかハートが暖かくなりました
    2011年03月05日 21:34
  • SOAR

    Mariaさん、こんにちは♪
    もともとこの監督は絵や音や凝ったストーリーで劇的に見せるのではなく、シンプルを貫きながら観終わった後で大きな感動や衝撃をちゃんと残してくれるような作品作りをしますよね。
    そういう意味では新境地の印象ですが、じっくり味わってみると少しも変わらない彼らしい作品だったと思います。
    あのシーンは絵的にはどこか幻想的でけっして嫌いではありませんが、なくてもよかったかなとも思うんです。
    2011年03月07日 23:42
  • シムウナ

    相変わらずクリント・イーストウッド監督は
    良質な作品を提供してくれます。
    死後の世界はどうなるか?
    生きている我々にとってこの先の命題かも
    しれませんね。自分は無の世界だと
    思ってます。ただ、死んだ人はこの世に
    戻らないので精いっぱい、誰かを愛したいと
    願う今日この頃です。
    2011年03月13日 14:25
  • SOAR

    シムウナさん、こんばんは♪
    相変わらずの心地よさ。スピリチュアルな内容であってもイーストウッド監督らしさは健在でしたね。

    うまいこと言われますね~。おっしゃるとおりです。死後の世界があるかないか、見解は人それぞれでしょうが、現世に戻ってくることがないのは確かです。愛情を注ぐのは生きている間にしっかりやっておかないといけませんね。
    2011年03月13日 23:01

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