公開を待ち望んでいた本作。期待以上の面白さにぐいぐい引き込まれた。何が面白いって旧シリーズとの新解釈なりの絶妙なリンクだ。
というわけで旧シリーズのおさらいも交えつつ・・・。
1作目『猿の惑星』の前日譚という位置付けの本作であるが、考えてみればあの自由の女神に象徴される人類滅亡とそこに至るまでに起こった人間と猿の立場逆転の経緯は旧シリーズで再三語られる上(3作目『新 猿の惑星』で未来からやって来たコーネリアスとジーラが向こうの世界に伝わる話を20世紀の現代人たちに聞かせるくだりがある)、4作目『猿の惑星 征服』では仲間を集め人間に反旗をひるがえす猿たちのリーダーたるシーザーも登場しているのだ。
その意味では本作『猿の惑星:創世記』は4作目のリメイクという捉え方もできるかもしれない。ただしウィルスにより絶滅した犬猫に代わる新たなペットとして普及した猿が、200年ほどの間に人間の手伝いができるほどに進化したために皮肉にも奴隷として扱われるようになり反乱が・・・という旧作におけるかなり無茶な設定(笑)はきれいさっぱり払拭されている。
代わってアルツハイマーの特効薬として開発された新薬が引き金となったとする本作の新解釈はアイデアとしての目新しさこそないものの、それゆえほんとにありそうな話となっている分リアルに怖い。
着ぐるみではなくCGで創り出された猿たち、これはもう圧巻の出来だ。人が入って猿っぽい動きを演技してます的な旧シリーズは特殊メイクこそ今見ても素晴らしいものの、骨格が人間ではさすがにもう通用しないだろう。
その点本作のVFXでは手足の動きから表情変化まで、とことん猿らしくもありながらも、どこか猿を超えつつある異形な存在という雰囲気が見事に表現されていた。群れをなし街を森を駆け回る猿たちの映像に、これを褒めたたえようにも評価する言葉すら見つからない。
映画の技術革新という観点で私たちが期待すべきはやはり3D化ではなくこっちなんじゃないかなあと思う今日この頃・・・。ただ“円盤投げ”や“槍投げ”のシーンを見る限り、もしかしたら本作も3Dの可能性があったのかもしれないケド。
最初から最後までとにかく印象的なのがシーザーの目。
吠え掛かってくる犬への威嚇、トラブルを起こしたウィルの父を責め立てる隣人への攻撃、ウィルと親しさを増すキャロラインへの嫉妬・・・。
その時々で見せる彼の人間のような表情はまさに目が物を言うのだ。施設に預けられウィルと別れる時の目はあんなにも悲しそうだったのに、施設内で繰り返される暴力の中で徐々に凄みを増し、同時に人間への憎悪や失望感も表れてくる。そして施設の内情を知ったウィルが迎えに来たとき、彼に背を向けるシーザーの目が訴えるのはもはや人間社会との決別である。
ウィルやキャロラインに可愛がられた記憶があり、ウィルの父親を気遣う心も持っていたシーザーが、わずかな期間にごく一部の人間から受けた屈辱だけを理由に全人類を敵に回す決意をするというのは少々短絡的な気がしないでもない。しかしそう思うのは人間側の都合でしかなく、これこそが今を生きる我々人間への警鐘なのだ。
けっして絵空事ではない。そもそも猿の惑星シリーズはSFの体裁を取りつつも人種差別や核戦争の危機などを痛烈に風刺し皮肉った作品でもある。本作においてもそうした含みはしっかりと継承されていると感じた。
本作中ロケット(宇宙船?)関連のニュースが流れる。宇宙に飛び立ったのはおそらく1作目のテイラー飛行士たちだ。そういえば1作目で猿に捕らえられたテイラーはジーラに“ブルーアイ(青い瞳)”と名付けられてたし、檻に入れられ容赦なく水を浴びせられたりもしていた。本作ではこのふたつが猿のほうに逆転している点にも注目だ。
シーザーが初めて発する人間の言葉が「NO!」なのも、旧シリーズに精通するファンならニヤリである。知的なオランウータンに腕っぷしのゴリラという性格付けも旧シリーズからしっかり引き継いでいる。
さらには隣人が中盤で口にする職業が、サンフランシスコから自由の女神のあるNYへと話を導く伏線だったと気付かされるラストにもしてやられたりだ。(「パ●●ットの私が行かないと」っていうのが妙に説明口調だったので気になってはいたんだよな)
旧シリーズで描かれた未来は二つ。
2作目『続 猿の惑星』では地球が核爆発によりあっけなく消滅してしまうが、5作目『最後の猿の惑星』では、人間と猿とが平和に共存する遠い未来のシーンがラストにちゃんとあるのだ。
地球が消滅するはずの未来がどこかで変わったのである。
このあたりを追求し始めると旧シリーズは非常にややこしいのだが、私なりの解釈をさせてもらうならそのターニングポイントはずばりシーザーの誕生だ。
本作でもシーザーの誕生と覚醒を描いた以上ここから始まる新たなサーガの帰結もまた後者であるに違いない。猿の支配下で人間同士が引き起こしてしまう核戦争という通過点を今度はどんな新解釈で見せてくれるかも非常に楽しみになってきた(・・・って続編あるの前提で書いちゃってるけど・・・あるよねきっと)。
旧シリーズをあれこれと引き合いに出したが、これは先週までにティム・バートン版を除く旧5作をさんざん観直してからの本作鑑賞だったためである。全部はムリでも最低限1作目を、余裕があれば4作目も事前に観ておくと本作の楽しさは倍増すると思うので、旧シリーズを知らない、あるいは忘れたという方は時間があるならぜひ。
そうそう、私、鑑賞まで本作の情報を極力入れないようにしていたためフランコ以外のキャストをまったく知らなかったので、『スラムドッグ$ミリオネア』の“ラティカ”登場にドキドキッ!
2009年のマイベスト1に『スラムドッグ~』を選んだ理由のひとつにラティカの存在があるんだよねぇ。スクリーンではあの時以来久しぶりのフリーダ・ピント。
彼女やっぱり美人や~♪
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BROOK
旧シリーズは、1作目の有名なラストくらいしか知らないので、
今作からあの状況に至るまでの経緯は、まだまだこれから・・・と言った感じでしょうか。
むしろ新シリーズとして作っていった方が受け入れ易いかもしれません。
猿のCGは圧巻でした。
シーザーを演じたアンディ・サーキスの素晴らしさに脱帽。
最後なんて、もう人間よりも猿の方を応援しちゃいました。
明らかに続編が作られそうな終わり方なので、
これは期待したいところです。
にゃむばなな
個人的には次作がシカゴあたり、次々作がNYで西海岸から東海岸まで猿に占領されたという展開にするのでは?と思うのですが・・・。
そうなるとNYでの話が見れるのはいつになることやら。
SOAR
旧シリーズは40年も前ですから、アイデアや最低限の骨子をなぞる程度で新しくしないと今の時代にそぐわなくなってしまいますからね。
本作ではその辺の思い切りのよさも出ていたと思います。
橋の攻防は、暴動鎮圧で出動した警官隊のことを考えると人間側がかわいそうな気もしてきちゃいます。猿たちの憎悪の対象はまだ全人類ではないと思うんですよね。せめて施設や研究所員への復讐で収まってほしかったなあと。
まあこの状況が現代社会への風刺でもありますね。
SOAR
旧シリーズって猿と人間の立場が逆転する過程で起こったであろう争いが描かれもしないし語られもしないんですよね。ある日を境にコロッと逆転したって感じで。
新シリーズとして作るのであればそのあたりをじっくり見せてほしいと思います。
アメリカ大陸を東に向かって進撃する猿たちと、一足先にNYへ飛んでしまった副作用発症のパイロット。
この際じらされるのは我慢するので、面白い物語にしていってほしいですね。
悠雅
そうなんです。何でわざわざそんなこと言うんだろうな、とは思ってたんです。
で、最後に「うわ~っ。そ~ゆ~ことだったかぁ~!」
同じ感情を持っていても共通の言語がないが故に、シーザーが心情を語るのが目であったことで、
より一層、猿たちに感情移入してしまったというか。
確かにCGだと知っているのに、「そう言うけど、本当は生きてるんじゃないの?」と疑ってしまうほどのリアルさ。
2時間かけずに3時間分くらいの重量感を持たせているのも凄い。
なんか、凄い、凄いってばかり言ってる気がしますが…
冷静に考えたら、ツッコミどころもあるんだけれど、
そんなことなんかどっちだっていい、物凄い求心力がある作品でした。
SOAR
あれはたしかにわざとらしかったですよね(苦笑)
でもまあラストで伏線だったことに気付かされたときにはやられたって思いましたよ。
それにしても彼、シーザーよりウィルのお父さんより、誰よりもカワイソウな役どころでしたねえ。
車を壊され、猿に襲われ噛まれ、とばっちりで感染させられ・・・。なんにも悪いことしてないのにね。
ボリュームや見応えに尺の長さは関係ないというお手本のような作品でしたね。
オリーブリー
最近、かぶる映画がなかったので、お久しぶりです(笑)
そうそう、チャールトンも首に鎖つけら、水かけられてました。
まさに逆転、と言うのか、自分達がされた事を、後々、同じように行なっていたんでしょうね。
前作の犬猫絶滅って、ちょっと?と思いましたが、タイムスリップの効果で5作まで上手く繋げたと思います。(笑)
隣人さん、敷地に猿が居れば、動物好きでもそりゃビックリするけど、お父さんに対しても、執拗に攻撃的で理性が薄くて、こんな感情的な人がパイロット?やだわ、飛行機乗りたくない(笑)とか思ったんですがねぇ~オチはつけてくれましたね。
動物実験の問題、科学者としてもモラル(人間としては気持ち分かるんだけど…)新たなシリーズとして、何故、人間が言語を失ったのか、あの自由の女神像は何故ああなったのか、是非、観たいです!
ひらで~
旧作は最初のをTVで観たぐらいで
印象的な場面しか記憶にないのですが・・・
まず、5作もあったなんて驚きです。
それだけ人を惹きつける題材だったのですね。
5作を観てから『創世期』観れば、
そこかしこに発見があって
一層楽しめるのですね・・・
う~ん、今から5作も探すのは難儀ですが
せめて一作目は観ようと思っています。
かぶり物のお猿さんたちも
今となっては新鮮に感じられるかも。
そして、続き!どのようして
地球が猿の惑星化していくのか、
楽しみです。
SOAR
面白いものでパタッと被らなくなるんですよね。
本作公開前に急に旧5作をまとめて再鑑賞する気になったのは、何を隠そうオリーブリーさんの影響です。
>一応、全ておさらいはしました♪( *^-゚)/⌒☆゙
これ拝見してオレもオレも状態になった次第(笑)
おかげでネタとしてのリンクにあれこれと気付くことができて楽しさ倍増って感じでした。
確かにお隣さん、ちょっと感情的な方で精神的に病んでるギリギリな印象でしたね。パイロットとしての適性、うん危ないかも。
類人猿たちがしゃべれるようになる説明はなされましたから、おっしゃるように今度は人間がしゃべれなくなるワケをどう見せてくれるのか、今後が楽しみです。
で、もちろん自由の女神像ね。
SOAR
近所のTSUTAYAでは猿の惑星コーナーが設置されてたので、まとめ借りもスムーズでしたよー。
で、新たに気付いたんですけどね、旧シリーズでは惑星レベルで猿が支配してる世界観にはなってないんですよね。ごく限られた地域のみで、その外では奴隷化せず生き残った人類もいたりするんですよ。
まあ1作目以外はショボイけど、通して観るとタイムスリップ物としてなかなか面白いです。
新シリーズでは文字通り惑星規模での立場逆転が起こるのか、そのあたりにも注目ですね!